rTMS治療(反復経頭蓋磁気刺激療法)とは
反復経頭蓋磁気刺激(repetitive transcranial magnetic stimulation:rTMS)は規則的な刺激を連続して行うことができる治療法で、磁気エネルギーを使って脳内の神経細胞を働かせることが期待できます。 この治療法は、うつ病によって脳本来の機能が低下している部位には興奮性の刺激を送り、過活動になっている脳部位には抑制性の刺激を送ることが可能です。
治療について
・治療対象者
・費用(保険適用)
医療保険が適応になります。
医療費助成制度などの公的援助もありますので、詳しくはお問い合わせください。
・治療期間
4週間〜6週間
治療ガイドラインに従い、原則として入院での治療開始となります。週5回(平日)の治療を4〜6週間かけて行います。
・副作用
一般的に抗うつ薬や電気けいれん療法と比べて副作用が少ない治療です。
場合によっては頭痛、刺激部位の不快感、けいれん発作などの副作用がみられることがあります。
詳細は専門医よりご説明させていただきます。
治療の流れ
rTMS治療をご希望の方は、まずお電話にてご相談ください
tel.093-571-6081
受付時間 : [月~金] 9:00~17:00 [土] 9:00~12:30
「rTMS治療希望の受診相談」とお声がけください。担当スタッフが対応します
必要書類
かかりつけ医療機関からの紹介状(診療情報提供書)
治療適応の可能性あり
受診予約(rTMS治療専門外来)
担当看護師より予約の連絡をします
治療適応とならなかった場合
担当看護師よりご本人、かかりつけ医療機関へご連絡します
rTMS治療専門外来 受診
rTMS治療に関する専門研修を受けた精神科専門医が診察を行い
適応に関する最終判断をします
治療適応の場合
入院治療(約4~6週間)
入院日程の調整を行い、入院治療に入ります
治療適応とならなかった場合
担当看護師よりご本人、かかりつけ医療機関へご連絡します